あなたはまだ自分探しの旅を続けますか?
という帯の言葉に魅かれ思わず購入してしまった本。
今日読んだ本は『
ダイヤモンド・セルフ』である。
本書のタイトルである「ダイヤモンド・セルフ」とは、簡単にいえば
本当の自分
というものを表している。
本当の自分、本書では真我と呼ばれているが、それは「宇宙からの最大の贈り物」
であり、宝石のダイヤモンドのように光輝く存在なのだということである。
この光輝く本当の自分というものを全身で体感すると、自分の現実が一瞬で変化
するのだそうだ。
たとえば、
もし、あなたが、何らかの問題を抱えて目の前の壁に行き詰まり、どうにも
ならない状況にあるとしても、複雑に絡み合い、もつれた糸がパラパラとほぐれて
いくように解決していく。
それが仕事や経済面であれ、人間関係であれ、家庭・家族・男女関係であれ、
健康面であれ、問題点の種類は問わない。
このような変化が訪れるらしい。
しかし私たちの本当の自分、つまり自分の本当の心というのは、自分の心の奥深い
ところに埋もれていて、まだ見えていないのだと著者は述べている。
そして本書では、「本当の自分」を発見する方法、自分の中に眠るダイヤモンドの
存在を知り、そして、その埋もれたダイヤモンドを掘り当て、そのダイヤモンドの
輝きを人生に生かす方法がシンプルにまとめられているというのである。
しかし、実際に本書を読み終えてみると、残念ながらダイヤモンドを発見するための、
具体的な方法というものは本書では述べられていない。
概念的な話に終始しており、
じゃあ実際にどうすればいいの?
という感が残ることは否めない。
著者は本書を繰り返し読むことをすすめている。
何度も繰り返し読み返すことで、自分の現実の変化を注意深く発見せよというのだ。
果たしてそんな方法で、本当の自分が見つけられるのか、正直疑問に感じてしまった。
前半まではとても的を得た納得のいく説明がされており、後半にとても期待がもてた
書ではあったが、結局、不完全燃焼のまま終わってしまった。
とはいえ、本当の自分に目覚める前、つまり現段階の人間の心の状態については
真理を突いた説明がされており、その箇所だけでも一読に値すると感じた。
本当の自分探しというものに興味を持っている方、機会があれば一読してみては
いかがであろうか。
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